12月
英津子先生を想う事
保護者の皆様、署名活動のご協力ありがとうございます。
10/23(木)あの日、さくら第二も同じ畑の違う場所におりました。
英津子先生は、さくら幼稚園の芋掘りをしてから第二にも来てくれて、第二のお休みの子のお芋も掘ってくれました。さくら幼稚園の方が先に帰り支度を始めたので、さくらのバスに乗らないといけないと、英津子先生を送り出したのが私達の最後でした。
留守番をしていた職員から「朝とても元気な様子だったので、バスに乗って帰って来ないのが信じられません。」と言われました。
最終目撃者の職員も、生涯忘れられない光景だと思います。
今でも、私達は、毎日が信じられない気持ちで居ります。
それより、なにより、英津子先生が一番「どうして自宅に戻れないのだろう」と自分で驚いていると思います。知らない場所で、暗くなってきても家に着かないのが怖くて怖くて帰りたがっているだろうと思います。
「広域防災無線」を翌日の24日、市役所に問い合わせをした所「警察からの要請がないと流せない」と言われ、警察に電話をいれ、流してもらいましたが、文言を親族が変える事が出来ると教えてもらえなかったので、警察と市役所の「型通りの放送」となり、その放送内容が「行方不明・時間・場所・服装の特徴が消去された放送内容」となって一番の特徴と米本の目撃者も消される放送を流されてしまいました。
保護者から11月4日(火)に「この広域放送だと、英津子先生を知っている人だと、まだ見つかっていないと判るけど、知らない人だと、村上で行方不明って思ってしまいます」と言われるまで気付けませんでした。
周囲の方にかけている、ご心配・ご迷惑を思うと大変申し訳なく思っておりますが、
私達は、英津子先生が元気に遠くまで歩いて行ってしまい、もう歩けなくなって、
迎えに来てくれないと帰って来られない場所にいるのだと思っています。
英津子先生が気持ち良く帰って来られるように、通常通りの園運営と署名活動をこれからも続けます。本当に、ご協力ありがとうございます。
11月
保護者の皆様のご協力で、さくら幼稚園らしい57回目の「運動会」となりました。
ありがとうございました。
運動会は、子供達と保護者の皆様が楽しめるようにという思いを込めた行事です。
皆様から頂いたアンケートを、読ませて頂き、来年も良い運動会にする為に活かしていきたいと思います。
これからも応援、宜しくお願い致します。
さて、朝晩の冷気で秋の気配を感じる季節となりました。
最近感じる事なのですが、何事においても、出来るだけ効率化させて楽をしようという風潮が主流となっています。
手間を省いてその分、笑顔で親が我が子に「心を懸ける」事が出来れば良いのですが
「子育て」には根気がいります。過保護にするのではなく、心を懸ける。
他人にまかせるのではなく、自分で我が子に気持ちを伝える。
難しく考える必要はありません。
例えば、今の季節、金木犀の匂いや夕焼け等、子供と共に感じ、
夜寝る前にお月さまのお話をする。少しの時間でも良いのです。
そういった子供と過ごす時間がその子にとって忘れられない「心の思い出」となり、
大切なモノとなるのです。
楽をするのではなく子供と一緒に楽しむのです。
きっと良い子に育ちます。
10月
「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」
ロバート・フルガム 河出文庫より引用
人間どう生きるのか どのように振る舞い どんな気持ちで日々送ればいいか
本当に知っていなくてはならないことを 私は 全部残らず幼稚園で教わった。
人生の知恵は大学院という山の天辺にあるのではなく
幼稚園の砂場に埋まっていたのである。
私はそこで何を学んだろうか。
何でも皆 で分け合う事 ズルをしない事 人を打たない事
使った物は必ず元の所に戻す事 散らかしたら自分で後片付けをする事
他人 の物に手を出さない事 誰かを傷付けたら「ごめんなさい」と言う事 。
私は、20年以上前にこの本と出合って幼稚園の役割の大切さを思ったものです。
幼稚園で学んだ事が大人になって出来ていれば、起こらないであろう紛争・環境問題…。
これからも、さくら幼稚園で幼児教育を続けていく原動力となっている言葉です。
10月の事を「神無月」と言いますが、神様が居なくなるのではなく、普段から 神様がどんな行いをしている子か見ていて、それを出雲で報告会をして 「縁結び」をしてくれている月です。日頃から、誰も見ていない場所でも 良い事をしていきましょう。
9月
9月の重陽には程遠い、暑い日が続きますが、 皆様、良い夏をお過ごしでしょうか?
酷暑が続き、30℃だと涼しく感じられるようになりました。
地球温暖化を防ぐ為には、今の自分達の世代が、化石燃料を使い過ぎず、
二酸化炭素の排出量を減らす事が大切です。
お日様とは言い難い、日照り神・厄災の様な気候変動を前に、
これからの子供達の生きていく世界を思い遣ると、
子供の内から「冷房の効いている部屋のドアは優しく閉める」
「水道の水は、止水してから泡で手を洗って、水栓を泡で洗い、手と水栓に付いた泡を水でキレイに流す。」等 基本的な生活習慣が「資源の節約」に繋がる様な「躾」が 大切です。
お盆は、ご先祖様を敬う気持ちを育てる夏の行事の 一つですが、
自分達もいずれは「ご先祖様」になるのです。 今、浪費をする事は、素知らぬ顔をして、次世代にババを引かせる様なものです。
後世の人達から、有難く思ってもらえる様な生き方をしたいものです。
7月
梅雨入りして間もないというのに、酷暑となっております。
紫陽花も、強い日差しに晒されて開花時期が早まり、
私の小さかった頃に比べると花期が短く感じられます。
私の小さい頃の梅雨の思い出は、しとしと雨が続いて、額紫陽花が目の高さで咲いていて、母親から買ってもらった赤い傘を差して歩いたのが嬉しかったというものです。
昔は蝸牛も沢山居たのですが、最近はあまり見かけなくなりました。
最近の気候変動は、本当に激しく、雨が降れば土砂降り、晴れると酷暑、植物達も育つのに必要以上の雨と太陽光で順応するのに大変ではないかな?と思います。
私達は、子供達の未来の為に「今、できる事・資源の無駄遣いをしない」等を
コツコツと続けていく事が大切です。
6月
雨上がりの樹木の緑が目に眩しい季節となりました。今月の6月10日は
幼稚園の開園記念日です。半世紀もの長い年月を皆様のお陰で重ねる事ができ、
感謝申し上げます。
幼稚園を続けて来て、私の関わる子供達は、
「人生の糧」を蓄える大切な時(年齢)である事をしみじみと思います。
7歳迄のこの時期に、人生の基本となる事柄を教えると、
心の奥深くまで染み込みます。「この子の将来はどうあって欲しいのか」
というしっかりとした「先見性」を大人が持って、子供を育てていく事が必要です。
仏教用語で「因果倶時」
(現在の自分は過去の積み重ねの中に在り、将来の自分は一日一日の積み重ねの中にある)という言葉があります。
「日々の挨拶・良い行いの積み重ねが将来の自分になっていく」という事です。
又「人として生きる道は、自分を大切にするだけでは『身勝手』という事になってしまう、
相手に対する思い遣り・心遣いが無くては社会生活が成り立たないのだ」という事を大人が
「やって見せ 言って聞かせて させて見せ 褒めてやらねば人は動かじ」と
子供に「お手本」を見せる事が大切なのだと思います。
何よりの基本は、人から信頼され、人を信頼できる様に愛されて育つということです。
5月
青葉の美しい季節。戸外で体を動かすと気分も爽快となります。
この時期、子供達は登園時に、草花を摘んで持ってきてくれます。
道端の草を「雑草」と一言で言ってしまいがちですが、どんな草花にも「名前」があります。
子供が興味を示した時に、図鑑等で、子供と一緒に調べてみるのも良いでしょう。
自然の豊かな場所で生活している楽しみを充分に享受し、子供達の好奇心旺盛なパワーを受け止めながら、子供と共に日々成長していきたいものです。
子供達が色々な場面で、感動を体験する事が「学ぶ」という気持ちの原点になります。
人間にとって「物事に感動する」ということは、幾つになっても大切な事であり、必要な事です。
子供達には、自然の中で五感をフルに活用させ、沢山の感動と出合って欲しいものです。
子供達の生き生きとした活力や豊かな感受性・研ぎ澄まされた感性は、自然から学ぶ事が多いのです。因みに、姫踊子草によく似た、仏の座は最近、中々、見つけられませんが、
野原で見かける春の七草の
「 芹・薺・御形(母子草)・繫縷(はこべ)・仏の座(田平子)・菘・蘿蔔」を
親子で探してみるのも良い思い出になると思います。
4月
入園・進級おめでとうございます。
夢と希望に満ちた4月。新しい出会いに期待を寄せながら、新学期を迎えました。
私は、子供達にとって「遊び」が大切であると考えております。子供同士関りを持ちながら遊ぶ事によって、心も体も発達し、社会性も育まれます。
これからの季節、子供達の自立心を育てる為に、園では、登園すると、まず園庭で90分間、自分で自由に「外遊び」をします。登園直後から「外遊び」をすると「公園遊び」の感覚になり、子どもの気持ちが明るくなります。
その後、朝の会で、担任から子どもたちに「今日は何を歌いたい?」と聞きます。
リクエストに応えて「朝の会の歌」が決まります。
この習慣を「毎日」続ける事で「好き・やりたい・できるかも」の気持ちが持てる子になります。お互い対話を続ける事で、さくら幼稚園の子は、いつも何かをしてもらわないと何もできない子になるのではなく、自分が何を学び・どう生きるのか?考えられる子になって欲しいと思っています。
新年度も保護者の皆様のご協力、宜しくお願い致します。